ニューノーマルに向けての決意

新型コロナ感染症があっという間に世界中を飲み込んでいってから、もう一年以上が経過しています。
 
「終わりの見えない」という言葉では表現し尽くせないほどの閉塞感に打ちひしがれ、すぐには戻ってこないと理解しながらも「コロナ前」の日常に思いを馳せた瞬間に、更なる閉塞感に襲われるような、そんな日々が続いています。
 
今年こそ!と決意新たに始まった2021年ですが、都内の阿波おどりを見渡すと練馬のきたまち阿波おどりが3/11付けで開催中止を発表いたしました。(きたまち阿波おどりHP
関係者の方にとっては本当に苦渋の決断であったに違いありません。
 
このようなコロナ禍にあって、二つの重い課題が私たちには突きつけられています。
 
 
①阿波おどりにどのように向き合うのか。
②阿波おどりをどのように届けるのか。
 
 
①まずは私たち自身が阿波おどりにどのように向き合うのか。
 
不要不急の外出自粛は呼びかけられている中ではありますが、(感染対策を行った上での)健康維持増進も同様に呼びかけられています。例えば、ジムに行ったり、地域の体育館で体を動かしたり、ランニングしたり…。
東京都からも、運動の必要性は認めつつ、その前後の会食を控えるようにアナウンスがなされているところです。(※都庁HP
そこで、点睛連では、これらの状況を踏まえて以下の取り組みを行います。
✔︎感染対策の徹底(一般的な感染対策に加えて、スポーツ庁が示している運動時のガイドラインも遵守)
✔︎活動前後のアルコールを伴う会食の自粛
 
 
②その上で、コロナ禍で踏ん張っておられる方々の本当にささやかな一助になるべく、阿波おどりをどのように届けるのか。
特に高齢の方や病院施設など、コロナ禍の影響を大きく受けておられる方々に届けたいと思えば思うほど、そこには感染リスクとの戦いが待っています。
そこで、新たな出演のあり方として、点睛連は3月にパイロット出演をさせていただきます。
テーマは「生音はすぐ横に」
新しい取り組みなのでどうなるかはわかりませんが、いつの日か振り返った時に大きく花咲くスキームの一歩目だったと思えるように、まずは全力で取り組んでまいります。
 
この出演が成功すれば、新しいモデルとして様々な場所への出演が可能になるかもしれません。
最前線で頑張っておられる方、ステイホームを余儀なくされている方など、「賑やかし」に触れる機会の少なくなった方に届けることのできるかもしれないと思うと、本当に気合が入ります。
 
改めてご報告は差し上げたいと思います。
 
2021.3.19    点睛連連長